「頑張る」から「軽やかに生きる」へ──『エフォートレス思考』が僕に教えてくれたこと(前編)

本紹介

こんにちは!かいりおです 🌱

今回は、グレッグ・マキューンさんの『マンガでよくわかる エフォートレス思考』を読んだ僕の感想を皆さんに共有させていただきたいと思います!

このブログでは、実際に僕が読んだ本の感想を中心に発信しています。

「何かに挑戦したい」と思っているあなたが、最初の一歩を踏み出せるようなきっかけを届けたい――そんな想いを込めて運営しています。

新しいことに挑戦したい方の背中を、そっと押せるようなブログを目指しています。

それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

「もっと努力しなきゃ」「頑張りが足りないんだ」「楽をするなんて甘えだ」

そんなふうに、自分を追い詰めるようにして生きてきた時期が、僕には確かにありました。

『マンガでよくわかる エフォートレス思考』を読んで、ふと立ち止まって考えました。

「頑張り続けること=正解」と思い込んでいた僕の人生に、いったいどれだけのムダと遠回りがあったんだろう?って。

この本には、「いちばん大事なことを、いちばん簡単にする」という、シンプルで深い哲学が込められています。

まさに目からウロコの連続でした。

今回は、そんな本書から得た学びを、自分自身の過去の経験と重ね合わせながらお話しします。


「努力は裏切らない」という幻想

僕は小学校から野球を続けてきました。

特別才能があったわけじゃないけれど、毎日素振りをして、声を出して、全力疾走して…とにかく「頑張ること」だけは、自信がありました。

でも、その頑張りが必ず結果につながるかといえば、そうじゃない。

むしろ、努力すればするほど空回りして、自分を責めて、心がボロボロになっていったこともありました。

社会に出てからも同じです。

建築設計の専門学校を卒業し、なんとか入った施工管理の会社は3日で退職。

そこから日本郵便の委託ドライバーとして2年間働き、さらに左川急便、今はヤマト運輸へ。

いろんな現場を渡り歩いてきましたが、そこでも「とにかく頑張るしかない」という思考にとらわれていました。

ですがこの本に出てくる「頑張りすぎは失敗のもと」「努力は正しくないと逆効果になる」という言葉を読んだとき、自分の中に積もっていたモヤモヤがすっと晴れていくような感覚がありました。


「どう頑張るか」ではなく「どう楽にするか」

本書が語る“エフォートレス思考”は、決して「何も努力しないで楽をしよう」という意味ではありません。

本当に大切なのは、「無理のない形で、自然と成果が出る状態をつくる」こと。

たとえば、毎朝のルーティン。

僕は今、「アファメーション」「瞑想」「ジャーナリング」「読書」「ブログ記事作成」を習慣にしています。

最初は「これ全部毎朝やるのキツいかも…」と感じましたが、「順番」「時間」「環境」を整えることで、今では自然に続けられるようになりました。

ポイントは、“脳の負担を減らす”こと。

本書でも、「脳は感情価の高いもの、つまり怒りや恐怖に反応しやすい」と書かれていますが、これは本当にその通りで、習慣が定着しない人ほど、「やらなきゃ…でも面倒だ…」という葛藤の中にいます。

だからこそ、行動を自動化するために「やる場所を決める」「スマホは別の部屋に置く」「目に見える場所にツールを準備しておく」など、仕組みづくりが大事なんです。


「楽をする=ズルい」は、ただの思い込みだった

僕は昔から、「楽をしようとするやつはズルい」「頑張らないと意味がない」と思っていました。

それが本書では、「“楽をすることは悪いこと”という思い込みを捨てよう」と明言されています。

衝撃でした。

でも、思い返してみれば、野球でも仕事でも、副業でも、常にがむしゃらだった僕は、何度も挫折してきました。

たとえば、LINEスタンプを作って売ろうとした時期。

イラストが得意なわけでもないのに、一生懸命パソコンに向かって自己流で作業していました。

クオリティも伸びず、結局途中で挫折。


Instagram運用も、「毎日投稿」「いいね周り」「分析」と必死になりすぎて、モチベーションがゼロに。

でも、もし「どうすれば続けやすくなるか」「成果が出やすい方法は何か」といった視点を持っていたら、無駄に消耗せずにすんだかもしれない。

そう思うと、もっと早くこの考え方に出会いたかったとすら感じます。


「やらないことを最大限に増やす」ことで本質が見えてくる

“エフォートレス思考”の中で僕が特に響いたのが、「やらないことを最大限に増やす」という一文です。

今までの僕は、「できるだけ多くのことをやったほうがいい」と思っていたんです。
でも、そのせいで本当に大切なことに集中できず、気づけば「何も前に進んでいない」状態になっていた。

この本は、「すべてをやろうとするな。むしろ、やらないことを決めろ」と教えてくれます。

それは決して“投げ出す”ことではなく、“選び抜く”ことなんです。

僕自身いくつか実践していることがあるのですが、そういう“無意識に消耗している習慣”を削ることで、自然と自分の中に余白が生まれてきました。

すると、朝のルーティンも、草野球も、ブログ執筆も、以前より「いい感じ」に回るようになったんです。


【行動してみよう】「少ない努力で大きな成果」を生む設計図を作る

ここまで読んでくれたあなたに、ひとつ提案です。

頑張らないで成果を出す方法を考える時間」を、一度しっかり取ってみませんか?

✅ 毎日の行動の中で「ムダな努力」になっていることは?
✅ 自分が心から大切にしたいことは何?
✅ それを実現するには、何を“やらない”と決めるべきか?

この3つをノートに書き出してみるだけでも、あなたの中の“努力の地図”がガラリと変わるはずです。

「頑張ること」は素晴らしい。

でも、それが「重くのしかかるもの」になっているなら、あなたの可能性を狭めてしまうかもしれません。


最後に:この本は、「頑張りすぎている人」への救いの一冊です

『マンガでよくわかる エフォートレス思考』は、ただのハウツー本ではありません。

「肩の力を抜いて、自分の人生をもっと軽やかに生きる方法」が、ストーリー仕立てで楽しく読める名著です。

僕自身、この本を通して、「がむしゃらに努力すること」から、「最小の努力で最大の成果を生むこと」へと視点を切り替えることができました。

もしあなたが、「やりたいことがあるけど、時間も体力も足りない」と感じているなら、きっとこの一冊が、あなたの背中を軽く押してくれるはずです。


次回の第2部では、「ポジティブな態度が生む影響」「感謝が人生を変える力」「ストーリーの力」「失敗から学ぶ姿勢」など、さらに深掘りして書いていきます。
次回もお楽しみに!

今回はここまで!

また次回のかいりおblogでお会いしましょう!

ではまた 🌱

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