【体験談】『やりたいことの見つけ方』を読んで気づいた、自分らしい働き方とは(前編)

本紹介


こんにちは!かいりおです!

今回は、八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいことの見つけ方」』を読んで感じたこと、そして僕自身の経験を交えて、みなさんに少しでも前向きな気持ちや行動のヒントをお届けできたらと思い、感想を書いてみました。

このブログは、「何かに挑戦したいけど、どう動けばいいかわからない」そんな人の背中を、ほんの少しでも押せたらという想いで運営しています。この本は、まさにそんな人にぴったりの内容でした。


「人のために」頑張ることの落とし穴

まず心に刺さったのは、「無理やり自分を押し殺して『人のために!』というのは、ただの自己犠牲だ」という言葉です。

僕はこれまで、誰かの役に立ちたいと思って仕事を選んだり、無理をして人に合わせたりすることが多かったです。郵便配達も、宅配の仕事も、「社会の役に立てるから」という気持ちがありました。もちろんその気持ちは嘘じゃないけれど、「自分がどうしたいのか?」という視点を置き去りにしていたことも正直ありました。

「やりたいことは、自分の中にある」

この言葉に、すごく救われました。社会や周りの期待じゃなくて、自分の内側に目を向ける。僕はこれまで、そういうことをあまりしてこなかった気がします。


「どうするべきか」ではなく「どうしたいか」

この本を読んで、自分がずっと「どうするべきか」に縛られていたことにも気づかされました。

専門学校に進学したときも、「就職するには資格が必要」「手に職をつけなきゃ」という“べき論”が頭にありました。だけど、実際に建築を学んでみると、「なんか違うかも」と感じる瞬間が多かった。

それでも「せっかく入学したんだから」「親に迷惑かけられないし」と、自分の本音にはフタをしてしまっていました。

この経験から思うのは、「本当はどうしたいのか?」を無視し続けると、行動にも気持ちにもズレが出て、どんどんモチベーションが下がってしまうということです。


「才能が足りない」のではなく「使い方を知らないだけ」

宅配の仕事をしていて、「自分には何の才能もないな」と感じることもありました。周りの人が効率よく仕事をこなしているのを見ると、「自分は要領が悪いし、やっぱり向いてないんだな」なんて思っていました。

でもこの本には、「才能がないのではなく、持っている才能の使い方を知らないだけ」と書かれていて、目が覚めるような感覚がありました。

野球で例えるなら、ピッチャーに向いている子が無理やりキャッチャーをやっていたら力を発揮できないのと同じだと思います。僕も小中高と野球をやっていて、それぞれのポジションで輝ける場面があることを身をもって知っています。

仕事でも同じで、自分の得意なことや好きなことをちゃんと理解して、そこに向いている環境に身を置けば、もっと力を発揮できるのかもしれないと感じました。


「お金を得た先で何がしたいか?」を考える

「とにかく稼がなきゃ」という気持ちは、誰にでもあると思います。僕もそうでした。けれど、この本では「お金を得た先で何がしたいか?」が大事だと書かれていました。

僕は今、ヤマト運輸で委託として働いています。確かに収入面では安定してきましたが、「それで何がしたいのか?」と聞かれると、答えに詰まってしまいます。

お金のために働くだけだと、幸福度は思ったほど上がらないし、どこかで不安やむなしさがついてきます。

この部分を読んでから、「自分は何のためにお金を使いたいのか?」を真剣に考えるようになりました。たとえば、また野球のチームで遠征に行くため、仲間と飲みに行くため、将来やってみたい事業の資金にするため——そんな目的があると、働くモチベーションも変わってきます。


自分を満たせば、周りも変わる

結局のところ、自分が満たされていないと、どれだけ人に尽くしても満たされないのだと思います。僕自身、ストレスが溜まっているときは、家族や友人に優しくできなかったり、ちょっとしたことでイライラしてしまったりします。

でも、自分の「やりたいこと」に正直になって、それを少しずつでも実現できているとき、自然と人にも優しくなれる気がするんです。

この本は、「自分らしく生きることができれば、その時点で成功」というメッセージで締めくくられています。

それを読んで、「成功」という言葉の意味が変わった気がしました。


今日の行動ヒント

最後に、読者の皆さんにもできるアクションを一つご提案します。

「今日、自分が本当にやりたいと思っていることを、10分だけやってみる」

どんなに小さなことでもかまいません。本を読む、散歩に行く、好きな音楽を聴く——なんでもOKです。

自分の「やりたいこと」に耳を傾けることから、すべては始まります。

後編では、この本をもとに「じゃあ実際にどうやって“やりたいこと”を見つけていくのか?」という具体的なステップについて、僕自身の実践も交えて書いていきます。

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた!

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