【感想後半】「心のコスパ」を上げると、人生が動き出す|『自分を整える』感想文(後編)

本紹介

こんにちは!かいりおです 🌱

今回も、永松茂久さんの著書自分を整える手放して幸せになる40のこと』を読んで、僕が実際に感じたことや、自分の過去を振り返って得た学びを、皆さんと共有したいと思います!

このブログでは、実際に僕が読んだ本の感想を中心に発信しています。

「何かに挑戦したい」と思っているあなたが、最初の一歩を踏み出せるようなきっかけを届けたい

そんな想いを込めて運営しています。

新しいことに挑戦したい方の背中を、そっと押せるようなブログを目指しています。

今回は後編!

それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

前半では、我慢した感情の蓄積が心を重くし、自分の本来のパフォーマンスを下げてしまうこと。そして、自分の気分を整える習慣の重要性についてお話ししました。

後半では、他人の評価との付き合い方や、手放すことで手に入る本当の幸せ、自分自身を認めてあげるというテーマについて深掘りしていきます。


他人の評価に振り回されない強さを持つ

本書には、「他人の評価は不安定で当てにならない」とはっきり書かれていました。これ、まさに僕の人生の課題でした。

小中高と野球に打ち込んできた僕は、常に「評価されること」がモチベーションの中心にありました。特に高校時代の野球部では、監督やコーチの顔色を気にしてばかりで、自分のスタイルや本来のプレーを見失っていたと思います。

社会人になってからも同じでした。配達の仕事でも、「お客さんから低評価をもらったらどうしよう」「他の配達員より遅いと思われたら恥ずかしい」――そんな思考が頭から離れませんでした。

でも、他人の評価は天気みたいなもの。良いときもあれば悪いときもある。それに、自分の心を預けてしまうには、あまりに不安定すぎる存在なんですよね。

この本を読んでからは、「他人の評価より、自分が納得できる選択かどうか」を基準にするよう意識しています。僕は今、「毎日ブログを書く」という自分との約束を大切にしています。たとえ誰かに読まれなくても、自分で自分を認めてあげられることが、こんなに安心感をもたらしてくれるとは思いませんでした。


「精神的コスパ」を基準に選ぶと後悔しない

物や情報を選ぶときに「精神的コスパ」を意識する――これも本書の大切なメッセージです。

以前の僕は、何かを選ぶときに「コスパが良いかどうか」だけを考えていました。たとえば、安い道具、便利なアプリ、流行の副業……。「お得そうだから」と選んだ結果、どこかでストレスが溜まり、結局長続きしないという失敗を何度も繰り返しました。

でも、いくら“お金的コスパ”が良くても、自分の心がすり減っていたら意味がない。むしろ、精神的に疲れる選択をすればするほど、自分を整える余裕がなくなってしまいます。

本書では、「選ぶ基準は“気分が上がるかどうか”でいい」と断言されています。僕はそれを読んでから、「ちょっと高くてもお気に入りのノートを買う」「自分に合った作業用カフェを見つける」「心が落ち着く服を選ぶ」といった行動を意識的に取り入れるようになりました。

結果として、仕事も趣味も、以前よりずっと「やっていて気持ちいい」時間が増えたんです。


自分を一番認めてあげられるのは、自分だけ

僕はこれまで、「誰かに認めてもらいたい」「誰かに褒められたい」と思って生きてきました。きっと、小学5年生のときに親が離婚し、家族の形が変わってしまった経験が影響しているのかもしれません。どこかで「僕が頑張れば家族の空気が良くなる」と思っていた節もあります。

でも、それは無意識のうちに「自分以外の誰かの基準」に自分を合わせ続けてきたということ。気づけば「他人の期待」に応えるために自分を削っていたように思います。

だからこそ、本書の「自分を一番認めてあげるべきは、自分自身である」という言葉は、とても胸に刺さりました。

今では、過去に失敗したことも含めて「よくここまで頑張ってきたな」と自分に声をかけるようにしています。それは自己肯定感を高める魔法のような効果があります。


小さな「好き」が、自分を整える原動力になる

「好きなことをすると、自然に気分が上がり、自己肯定感が高まる」という内容も印象的でした。

僕は昔から音楽や映画が大好きで、特にプロ野球の応援歌や高校野球のテーマソングを聞くと、一瞬でその時代に気持ちが戻ります。そういう「好きなこと」って、疲れていても自然とやりたくなるんですよね。

最近は、YouTubeで大谷翔平選手の動画を観るのが日課です。彼の姿を見ると、「自分も頑張ろう」と思える。それだけで心が整う気がしています。

「自分を整えること」は、何か特別なことではなく、日常の中の小さな“好き”を大切にすることから始まるんだと実感しました。


「幸せ」は、自分が整ってこそ周りにも伝染する

最終的に、この本のメッセージはとてもシンプルでした。

自分が幸せであることが、周囲を幸せにする前提条件である。

たしかにそうです。自分の心がギスギスしていたら、どんなに周囲に優しくしようとしても、それは表面的なものになってしまう。逆に、自分の心が穏やかで満たされていれば、自然と笑顔が増え、言葉にも温かさがにじみ出る。

最近の僕は、配達中に「ありがとう」と言われたら、「こちらこそ、ありがとうございます」と自然に返せるようになりました。以前は余裕がなかったから、笑顔で返すことすらできなかった。でも、今は少しずつ「整った自分」でいられる時間が増えてきました。


【まとめ】自分の幸せの責任を、自分で引き受けよう

最後に、この記事を読んでくださったあなたに伝えたいことがあります。

人生を変えたいなら、まず「自分の心を整えること」から始めてください。無理にポジティブにならなくていい。頑張りすぎる必要もありません。大切なのは、「自分がどう感じているか」にちゃんと目を向けることです。

  • 我慢した感情を解放する
  • 自分の気分が上がる行動をとる
  • 他人の評価に振り回されない
  • 何かを選ぶときは、精神的コスパを意識する
  • 過去の自分に感謝し、今の自分を認めてあげる

これらを意識するだけで、少しずつ心が整っていきます。そして、それが人生全体に良い影響を与えてくれるのです。


この本は、「頑張りすぎているあなた」への処方箋

『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』は、まさに「頑張りすぎているあなた」への優しい処方箋のような本です。

読んでいるうちに、「そんなに気負わなくていいんだ」「まずは自分を整えてあげよう」と、心がふっと軽くなります。

もし、最近「なんとなく疲れているな」と感じているなら、この本をぜひ手に取ってみてください。

あなたがあなたらしく、心穏やかに生きていけるきっかけになるはずです。

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた 🌱

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