その仕事、全部やめてみよう

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こんにちは!かいりおです!

今回は、小野和俊さんの その仕事、全部やめてみよう 僕なりの感想を書いていきたいと思います!

今回もたくさんの学びがあったので共有させていただきます🙇‍♂️

「やめる勇気」が教えてくれた、働き方の新常識──『その仕事、全部やめてみよう』感想文

僕が小野和俊さんの『その仕事、全部やめてみよう』を手に取ったのは、働き方に迷いが生じていた頃でした。毎日忙しく仕事をこなしながら、「これって本当に必要な業務なのだろうか?」という疑問が心に渦巻いていたのです。この本は、そんな僕に“やめる勇気”と“考え直す力”を与えてくれました。以下に感銘を受けた学びを、僕の体験とともに紹介したいと思います。

「谷を埋める」より「山を作る」

まず驚いたのは、「谷を埋めるな、山を作れ」という言葉です。これは、問題をすべて解決するよりも、価値あるものを新しく創造することに注力しようというメッセージです。

「山を作る」とは、単に新規プロジェクトを立ち上げることだけではなく、既存の仕組みを根本から見直し、価値を再設計することなのだと気づかされました。

スピードを阻む「細かさ」の罠

「細かく作りすぎるとスピーディーな対応ができなくなる」──これも大きな気づきでした。マニュアルやルールに頼りすぎることで、現場での柔軟な判断が妨げられていたことに、ようやく気づかされたのです。

“細かすぎる正しさ”は、しばしば“遅れ”や“ストレス”を生む元になります。本当に必要な情報やルールは何か?という問いを常に持つようになったことが、僕にとって大きな変化でした。

古さと新しさのバランス

本書では、「古き良きものを大切にしながら新しいものを取り入れていく」姿勢の重要性も語られています。これは、テクノロジーが目まぐるしく進化する現代だからこそ必要な考え方だと感じました。

音楽配信サービスを例にしても、最新のアルゴリズムによるレコメンドは便利ですが、時にはアナログな“店員さんのおすすめ”のような人間的な提案の方が刺さることもあります。テクノロジーにすべてを委ねるのではなく、人の感性を大切にする視点も必要だと感じます。

“古いからダメ”ではなく、“古いからこそ活かせる”部分を見つけ、そこに新しい技術や考え方を上手に融合させていく。これが、持続可能な働き方をつくる鍵になるのだと気づかされました。

経験に勝る学びはない

「未経験のものに対しては、知識ではなく経験を通して学ぶ方が圧倒的に多い」という主張にも強くうなずきました。

僕はこれまで、準備や学習ばかりに時間を使い、実際の行動を後回しにしがちでした。しかし、実際に手を動かしてみると、想像以上に早く吸収できることが多かったのです。最近では「やってみる→失敗する→修正する」のサイクルを繰り返しながら、新しい業務にチャレンジするようにしています。

小さく始めて、試行錯誤する

「小さく始め、トライアンドエラーを繰り返す」というのは、仕事だけでなく人生全般においても非常に有効な戦略です。

僕は新しい企画を提案する際、大きなプレゼン資料を作るのではなく、まずはA4一枚の「企画メモ」を同僚に見せてフィードバックをもらうようにしています。その方がスピード感もあり、意見も集まりやすくなります。

自分が信じる軸を持つ

「我々は何かを信じないとやっていけない」という言葉には、仕事への姿勢そのものが問われている気がしました。僕にとっては、「誠実なアウトプットこそが信頼を生む」という信念がその軸になっています。

信念を持っている人は、判断に迷いがないように感じます。そして、その姿が周囲に良い影響を与えるのです。どんなに小さな仕事でも、「これをやる意味は何か?」を自分に問いかける習慣を持つようになりました。

夢中になれることが個性をつくる

「役に立つかどうかより、夢中になった経験がその人のユニークさにつながる」という考えも心に残りました。

実は僕、学生時代に一時期“けん玉”にのめり込んでいたことがあります。その話を何気なく社内のアイスブレイクで話したところ、意外にも話題が広がり、新しい人とつながるきっかけになりました。夢中になった過去は、どんなことでも“価値”になるのだと実感しました。

手放す勇気が未来を作る

「何かを得るには何かを手放さなければならない」という言葉は、人生の本質を突いています。

忙しさに追われながらも、なんとなく惰性で続けている業務があるなら、それを“やめる”という決断が新しい可能性を開くかもしれません。僕も最近、毎晩YouTubeを長々と見ていましたが、なにか副業したいという気持ちから早寝早起きしてブログを書くようになりました。

見られることで人は変わる

「人は見られるとカッコつける」という言葉には、実は大きな可能性が秘められています。

たとえば、僕は自分のデスクがオープンな場所にあると自然と整理整頓に気を配るようになります。人の目があることで、良い意味で自分を律する力が働くのです。チームでの仕事も、見られているという緊張感があるからこそ、質の高い成果物が生まれるのだと思います。


読者のあなたへ──明日からのヒント

この本が伝えているのは、「手放すことで得られる自由」と「信じて進むことの価値」です。僕自身、多くのことをやめ、信じ、そして試してきた中で、働くことへの考え方が根本から変わりました。

最後に、あなたにもぜひ試してほしい行動を3つご紹介します:

  1. 毎日続けている仕事の中で、「本当に必要か?」と疑えるものをひとつ選んで見直す
  2. 小さなアイデアでもいいので、まず“試してみる”行動をとってみる
  3. 自分が夢中になったことを誰かに話してみる

『その仕事、全部やめてみよう』は、ただ効率化を促す本ではなく、“生き方を問い直す一冊”です。やめることで見える新しい可能性に、あなたも一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた!

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