人生を「今」生きる覚悟 — 『明日死ぬかもよ?』感想文(前編)

本紹介


こんにちは!かいりおです!

「明日死ぬかもよ?」──このタイトルだけでドキッとさせられました。

ひすいこたろうさんのこの本を読みながら、僕は何度も自分の人生を振り返ることになりました。そして、読み終えたあと、胸の奥がじんわりと熱くなったんです。まるで、「今この瞬間を、もっと全力で生きろ」と背中を押されたような感覚でした。

この本には、「人生最後の日に笑って死ねる27の質問」が紹介されています。その問いかけは、どれもシンプルでありながら、心の奥にグサッと刺さるものばかりです。

たとえば、「もし余命があと1年だったら、あなたは今の仕事を続けますか?」と聞かれたとき、正直、僕は言葉に詰まりました。

でも同時に、「じゃあ、自分は何がしたいんだ?」と真剣に考え始めたのです。


思い通りにいかなくても、それが人生の面白さ

本書の中で語られていた「思い通りにいった人生は、結局退屈するだけだ」という言葉は、まさにその通りだと感じました。

僕はこれまで、建築の専門学校を卒業したあと、施工管理の会社に就職しましたが、3日で辞めてしまいました。「こんなはずじゃなかった」と自分を責める気持ちもありました。でも今思えば、それは僕の人生に必要な“寄り道”だったのかもしれません。

そこから日本郵便、左川急便、そして現在のヤマト運輸と、委託ドライバーの仕事を続けてきました。

配達の道中ではトラブルもたくさんありますし、雨の日なんかは正直つらいです。でも、その日々の中に小さな喜びもあるんですよね。お客さんからの「ありがとう」や、自分の効率が上がったときの満足感。思い通りにいかないからこそ、得られる学びがある。そう思うと、退屈どころか、毎日が冒険です。


夢は心のジェットエンジン

本にはこう書かれていました。「想像した夢にワクワクできたら、それが心のジェットエンジンになる」と。

僕にとっての夢は、「自由な働き方をしながら、自分の言葉で誰かの背中を押せる人になる」ことです。こうしてブログを書いているのも、その夢の一歩なんです。

夢って、大きな目標じゃなくてもいい。「あの人にありがとうって言ってもらいたい」とか、「今日は昨日よりちょっとだけ速く荷物を届けよう」とか。そんな小さな思いが、毎日のエネルギーになるんですよね。


一歩を踏み出す勇気は、自分への信頼から生まれる

「意思を持って、そうなると決めて、そうなったつもりで行動する」。この考え方は、野球をやってきた僕にもよくわかります。

僕は小中高と野球部に所属し、今も草野球を続けています。ピッチャーをやるとき、自信がなくて「打たれたらどうしよう」と思って投げる球は、やっぱり甘くなってしまいます。

でも「三振を取る」と決めて全力で投げた球は、たとえ打たれても悔いが残らない。決めるのは技術よりも、まず“気持ち”なんです。

人生も同じかもしれません。「自分はこうなりたい」と決めて行動する。その小さな一歩が、やがて大きな未来をつくるんだと思います。


今しか味わえない感情を、大事にしたい

「嬉しい・楽しい・悔しい・悲しい。これら全部、生きてるからこその特典だ」

この言葉には、何度も頷いてしまいました。

仕事で失敗して落ち込んだ日も、野球でエラーして悔しかった日も、全部「生きてる証」なんですよね。だからこそ、そこから何を学び取るかが大事なんだと思います。

失敗したっていい。うまくいかなくてもいい。だってそれは、挑戦した証だから。


読者の皆さんへ

この記事を読んでくださっているあなたは、きっと何かに挑戦したい気持ちを持っている人だと思います。

でも、行動するのが怖かったり、「自分なんて」と思って踏み出せなかったりすること、ありますよね。

僕もそうでした。だからこそ言えるんです。

どんな小さなことでもいい。今日、ひとつ何かをやってみてください。

行きたかったお店に行ってみるでもいいし、誰かにありがとうを伝えるだけでもいい。その一歩が、きっとあなたの未来を動かし始めます。

後編では、残りの学びや、実際に僕が行動してみて感じたことについて、さらに深く書いていきます。

「人生を冒険する」って、きっとそういうことなんだと思います。

【後編につづく】

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた!

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