仕事ができる人が見えないところで必ずしていること

本紹介

こんにちは!かいりおです!

今回は、安達裕哉さんの 仕事ができる人が見えないところで必ずしていること を僕なりの感想を書いていきたいと思います!

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』を読んで──小さな習慣が、人生を変える

「仕事ができる人は、見えないところで何をしているんだろう?」そんな疑問を抱いたことのある人は多いのではないでしょうか。僕もその一人でした。目に見える成果や能力だけでは説明できない「違い」が確かにある。そのヒントがこの本に詰まっていました。

安達裕哉さんの『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』は、派手なノウハウではなく、日々の地道な思考と行動の積み重ねが大切だということを、静かに、しかし力強く教えてくれる一冊です。

「人生を変えるのは、些細な日常の習慣」

本書で何度も強調されているのは、「人生を変えるのは特別な出来事ではなく、日々の小さな習慣だ」ということ。これはシンプルですが、とても本質的です。

たとえば、朝起きたらまずベッドを整える。たったそれだけでも「自分の行動に責任を持った」という意識が生まれる。僕も読後から、デスク周りを毎晩片付けるようになりました。次の日の仕事の効率が上がるだけでなく、「自分を整える」という感覚が、心にも少しずつ影響している気がします。

大きな変化は、こういう些細なことからしか始まらない——そんな当たり前のようで見逃しがちな真理に、改めて気づかされました。

「人のせいにする=自分の人生を諦めること」

もう一つ心に刺さったのは、「人のせいにするということは、自分の人生を自分で決めていないということ」という言葉です。耳が痛いほどの正論でした。

仕事でうまくいかないとき、「上司が悪い」「あの人は運がいいだけ」と思ったことは、正直僕にもあります。でも、それを言い訳にしている限り、自分の可能性はそこで止まってしまう。誰かを責めることは、結果的に自分を無力化しているということなんですよね。

本書を読んでからは、問題が起きたときに「これは自分にどんな改善点があるだろう?」と考えるようになりました。もちろん、まだ完全にはできていませんが、「まず自分に問いかける」という習慣は、確実に心の姿勢を変えてくれます。

「やってみた」は科学、「やってみたい」は迷信

この言葉には思わず笑ってしまいました。なぜなら僕も、「やってみたい」と言いながら何も行動しないことがよくあるからです。でも確かに、「やってみた」ことだけが、現実を動かす力になるんですよね。

最近、ずっと「ブログをやってみたい」と思っていた僕ですが、、ついにこの前アカウントを作り、最初の記事を書きました。内容は拙いかもしれませんが、「やってみた」という事実だけで、少し世界が変わった気がしました。

行動することには、失敗するリスクがあります。でも行動しなければ、何も始まらない。本書はその当たり前を、優しく、でもはっきりと思い出させてくれます。

「親切」こそがすべての始まり

「変化は、人に親切にすることから始まる」という言葉も、本書の中で何度も登場します。親切というのは、人間関係だけでなく、仕事の成果にもつながるものなんだと気づかされました。

たとえば、職場で後輩に仕事のやり方を丁寧に説明してあげたとき、自分自身の理解も深まり、信頼関係も生まれました。その小さな積み重ねが、チームの空気を良くし、結果として仕事全体のパフォーマンスも上がる。親切は巡り巡って、自分自身の働きやすさにも返ってくるんですね。

僕は今、「まずは誰か一人に親切にする」というのを毎日の目標にしています。意外と難しいですが、だからこそ意識する価値があります。

「アウトプットから始める」

学んだことをすぐにアウトプットすることの重要性も、本書では繰り返し語られます。インプットばかりしていても、それを使わなければ身につかない。これは僕自身、非常に実感があります。

たとえば読書した内容をブログに書くことで、知識が記憶に定着しやすくなりますし、人に説明することで理解の曖昧さも浮き彫りになります。本を読んだら誰かに話す、メモを取る、記事にする。アウトプットを前提に学ぶと、吸収の質もまったく違ってくるんです。

もし今、「学んでいるのに成長を感じられない」と感じている方がいれば、ぜひアウトプットを意識してみてほしいです。

優れた人は、他人の優れたところもよく見える

「自分より優秀な人の数が、その人の器を示す」という言葉にも、ハッとさせられました。本当に優れた人は、自分がすべてを知っていると思っていません。むしろ、他人の優れた点に敏感で、それを素直に認められる人です。

僕の周りにも「この人はすごいな」と思う人がいますが、彼らは決して人を見下したりしません。むしろ、後輩の努力や才能を丁寧に褒めたり、学び続ける姿勢を持ち続けていたりします。そういう人を見ると、謙虚さと成長力はセットなんだと感じます。

そして僕自身も、「この人のここはすごい」と感じたら、素直に言葉にして伝えるようにしています。相手にも喜ばれますし、自分もその姿勢を取り入れられるからです。


読んでくれているあなたへ──今この瞬間からできる「変化」の始め方

もし今、あなたが「何かを変えたい」と思っているなら、この本はその第一歩を踏み出す勇気をくれると思います。そして変化は、何か特別なスキルや環境がなくても始められます。

まずは、自分の生活の中で「小さな親切」を一つしてみる。読んだ本の感想を一言でも誰かに伝える。少しだけ早起きして、5分でも静かな時間を作る。こうした一つひとつが、確実に未来を変えていきます。

「やってみたい」と思ったら、まず「やってみる」。うまくいかなくても、行動したことそのものが財産です。僕もこのブログを通して、日々学びながらアウトプットを続けています。ぜひあなたも、自分なりの「見えない努力」を始めてみてください。

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた!

コメント

  1. Cybersecurity より:

    こんにちは!この本の内容、とても興味深く読みました。特に「日々の小さな習慣が人生を変える」という部分には共感しました。私も最近、朝のルーティンを見直して、ベッドを整えることから始めてみたんです。確かに、小さなことでも積み重ねると大きな変化につながる気がします。でも、正直なところ、習慣を続けるのは難しいと感じることもあります。どうやってモチベーションを保っていますか?また、「人のせいにするのではなく、自分に問いかける」という考え方も印象的でした。私もつい他人のせいにしがちですが、自分にできることを考えることで、視野が広がる気がします。ただ、時には他人の責任もあると思うのですが、そのバランスをどう取ればいいのでしょうか?最後に、「親切は巡り巡って自分に返ってくる」という言葉も心に残りました。私も職場で後輩に親切に接することを心がけていますが、それが直接的に自分の成果につながるとは思っていませんでした。この本を読んで、もっと積極的に親切を実践してみようと思いました。皆さんは、どんな小さな親切を実践していますか?

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