こんにちは!かいりおです!
今回は、嫌われる勇気(後半)! やっていきたいと思います!
自分らしく生きるためのつながりと貢献──『嫌われる勇気』を読んで(後編)
前編では、自信と自由に焦点を当てて感想を述べました。後編では、他者との関係性、信頼、共同体感覚、そして貢献感がテーマです。
他人はコントロールできない
本書では、「自分が選択したことに対して他者がどう思うかはコントロールできない」と断言されています。
これは一見、冷たく感じるかもしれません。しかし、他人の反応や評価に自分の行動を縛られるのは、本末転倒です。僕は、仕事や私生活で「こう思われたらどうしよう」と躊躇する場面がよくありました。
でもこの言葉を思い出すたびに、「自分の人生のハンドルを握っているのは自分だ」と気づき、少しずつ他人の目を気にせず動けるようになっています。
横の関係でつながるということ
アドラー心理学では、人間関係は上下ではなく「横の関係」であるべきと説かれています。
たとえ親子でも、上司と部下でも、お互いを対等な人間として接すること。それは、相手を尊重し、同時に自分も尊重することです。
我が子に対して「教える」ではなく、「一緒に考える」姿勢を意識することで、信頼関係がより強くなると思うので、もし子どもができたらそういう姿勢で接していきたいと思います。
共同体感覚と多様な居場所
「いろんな共同体に属することで、一つの共同体に依存せずに済む」という言葉にも共感しました。
会社、家庭、趣味のグループ、地域コミュニティ。人間にはさまざまな居場所が必要です。一つの場所に依存してしまうと、そこが崩れたときに自分も崩れてしまいます。
僕もかつては職場にすべてを依存していました。しかし趣味の草野球や地元の友達の遊びに参加することで、新たな視点と安心感を得ることができました。
信頼とは、裏切られる覚悟を持つこと
人を信頼することは、簡単ではありません。特に過去に人間関係で傷ついた経験があると、再び誰かを信じるのが怖くなります。
本書では、「信頼するとは、裏切られるリスクを承知で心を開くこと」と述べられています。この言葉には、僕の中にあった恐れをやさしく溶かしてくれる力がありました。
すべての人を無条件に信じる必要はありません。でも、大切な人には「信じる覚悟」を持つこと。それが関係性を深める第一歩です。
承認ではなく、貢献感を求める
人は「他者から承認されたい」と思いがちです。僕も以前は、周囲からの評価ばかりを気にしていました。
しかし本書では、「他者の承認ではなく、自分の中の貢献感こそが人を幸せにする」と述べられています。誰かに感謝されるかどうかではなく、「自分が誰かの役に立てた」と思える瞬間が、人生の充実をもたらすのです。
最近僕は、意識的に職場で後輩の相談に乗るようにしています。評価を求めているわけではありません。ただ、その人が少しでも前向きになれたら、それだけで自分が生きている意味を実感できます。
読者のあなたへ──後半のまとめと明日からのヒント
『嫌われる勇気』は、僕たちに「自分の人生を生きる勇気」と「人とのつながりを育む知恵」を与えてくれる本です。
・他人の評価を気にせず、自分の価値観を大切に生きる ・信頼はリスクを伴うが、その先に深い関係性がある ・多様な共同体に所属し、居場所を分散させる ・自分が人の役に立っていると感じることが、幸福の鍵
最後に、明日から実践できる小さな挑戦を提案します。
・今日、自分が「貢献できた」と思える行動をひとつ実践してみる
・気になる人に、思い切って自分の本音を伝えてみる
・自分に「本当に大切な価値観は何か?」を問い直してみる
あなたの人生の主導権は、あなた自身にあります。
「嫌われる勇気」を持って、自分らしい一歩を踏み出してみてください。
今回はこんな感じで終わろうと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
でたまた!
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