こんにちは!かいりおです!
今回は『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(キム・ユジン、小笠原藤子 著)を読んで感じたことを、僕の経験とあわせて感想としてお伝えしたいと思います。
このブログは、「何かに挑戦したいけど最初の一歩が踏み出せない」という方に向けて運営しています。今回の本は、そんな方にとって大きなヒントになる内容でした。
「早起き」は手段であって、目的じゃない
この本の中で印象的だったのが、「明け方起床は、一生懸命生きる方法というより、一生懸命生きるための手段」という言葉でした。
実を言うと、僕はもともと朝が苦手でした。野球部の朝練は正直しんどかったですし、社会人になってからも早起きはずっと課題でした。
でも今の仕事(ヤマト運輸の委託配達)では朝早くから荷物を積んで動き出さないと、1日がバタバタしてしまいます。仕事の効率を上げたい一心で、自然と早起きをするようになりました。
本を読んで感じたのは、「早起きそのものがすごい」わけではなく、「その時間をどう使うか」が大事だということ。つまり、自分の時間を自分のために使えるかどうか。これは、すごく大切な気づきでした。
「真の休息」とは、頭と心の静けさ
もうひとつ心に残ったのは、「頭の中を空っぽにして、心を沈めることほど真の休息はない」という言葉です。
僕は野球や仕事で忙しくなると、頭の中がずっと何かを考えていて、疲れていてもスマホを見たり、YouTubeを流したりしてしまいがちでした。「休んでるつもりなのに、全然休めてない」そんな日が続いていたんです。
でもある日、朝の時間に5分だけ、スマホも何も見ずにぼーっと外の空を眺めてみました。すると、不思議と心がスッと落ち着いたんです。
「これが本当の意味での“ひとり時間”なのかもしれない」と思いました。
「やりたいこと」は今この瞬間から始められる
本では、「今すぐできること、与えられた1日を早く始めることが、目標を叶える近道」とありました。
僕は以前、施工管理の会社に就職したものの、わずか3日で辞めてしまった経験があります。当時は自信を失って、「なにか新しいことを始めたい」と思っても、なかなか動けませんでした。
けれど、配達の仕事をしながら朝に読書をしてみたり、ブログを書く時間を少しだけとってみたり——そうやって「できることを、少しだけでも早く始める」ことの積み重ねが、自分の中で確実に変化を生み出しています。
「夢を叶えるには準備が必要だ」と思い込んでいたけれど、本当に必要なのは、「小さくてもいいから、すぐに始めること」なんですね。
「自分を責めないこと」も大切な習慣
もうひとつ、僕がすごく救われた言葉があります。それが、「寝坊しても自分を責めない」です。
僕は昔から、何かうまくいかないとすぐに自己嫌悪に陥るタイプでした。「また朝寝坊してしまった」「ちゃんと行動できなかった」——そんな自分を責めて、余計に動けなくなることもよくありました。
でも、少しくらい寝坊したって、別に人生が終わるわけじゃない。そう思えるようになってから、むしろ前向きにリズムを整える意欲が湧いてきました。
完璧じゃなくていい。大事なのは「続けよう」と思い続けること。そういう心の持ち方も、朝の時間が教えてくれるように思います。
読書は「知らない世界」との出会い
本の中で「読書は、一度も訪れたことのない世界を間接的に経験させてくれる」と書かれていました。
これも本当にそうで、僕がこうしてブログを書こうと思ったのも、たくさんの本を読んで、いろんな人の考え方に触れたからです。
建築の勉強も、配達の仕事も、そして野球も——すべて現場が大事ですが、本の中には自分では味わえない視点や経験がたくさんあります。
「自分の世界を広げたい」と思っている人こそ、朝の静かな時間に本を開いてみてほしいと思います。
前編まとめ:朝は、自分を整える時間
朝の時間は、「誰かのため」ではなく「自分のため」に使える、貴重なひとときです。
僕自身、朝の5分・10分をどう過ごすかで、その日の心のあり方が変わることを実感しています。
次回の【後編】では、さらに具体的な「習慣づくり」や「目標に近づくための考え方」について、僕自身の体験も交えてお話ししていきます。
今日の行動ヒント
最後に、今日からできる小さなアクションをひとつ。
「明日の朝、5分だけ“ひとり時間”をつくってみる」
早起きしなくてもOKです。起きてすぐ、スマホを開く前に、深呼吸しながらぼーっとするだけでも大丈夫です。
自分の頭と心の声に耳を澄ます。その一歩から、人生は少しずつ変わり始めます。
今回はこんな感じで終わろうと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️
でたまた!

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