【感想文・前編】『サクッとわかるビジネス教養 行動経済学』が教えてくれた、「なぜ僕たちはつい無駄遣いしてしまうのか?」

本紹介

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それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

「また無駄遣いしてしまったな…」

こんなふうに思ったこと、ありませんか?

僕は何度もあります。

例えば、コンビニに立ち寄ったとき。

本当は水だけ買えばよかったのに、ついレジ横のスイーツに手を出してしまったり、

ちょっとしたお菓子をカゴに入れてしまったり。

その時は「ちょっとだけだし」と思うのに、帰ってからレシートを見て後悔するんです。

そんな「つい、やってしまう」行動の背景にある心理メカニズムをわかりやすく教えてくれるのが、

今回読んだ阿部誠さんの著書『サクッとわかるビジネス教養 行動経済学』です。


「人は合理的なようで、じつは不合理」―これが行動経済学の出発点

行動経済学とは、「人間の非合理的な行動」に注目した経済学の分野です。

従来の経済学では、「人は常に論理的で損得を冷静に判断できる存在」として扱われてきました。

でも、実際の僕たちは、感情や思い込みに左右されてばかり。

例えば、本書ではこんな例が紹介されています。

「人は、将来的なメリットよりも、今すぐのメリットを優先する」

この話を読んだとき、思わず「それ、まさに僕のことだ…」と思いました。

たとえば、インスタ運用を副業として始めようとしたとき。

最初は「将来的に収益化できるように育てていこう」と思っていたのに、1ヶ月たってもフォロワーが増えず、すぐに「意味ないな」とやめてしまったことがあります。

頭では「継続が大事」だとわかっている。でも、

「今、結果が出ないなら意味がない」と感じてしまう。

この「短期的な快楽への誘惑」に負けてしまうのは、まさに行動経済学で説明されている現象だったんです。


「ヒューリスティック」が引き起こす思考の落とし穴

もう一つ印象に残ったのは、「ヒューリスティック」という考え方です。

これは、複雑な問題を処理するときに、僕たちが無意識に使う「思考の近道」のようなもの。

ただし、この近道が時に誤った判断を生みます。

思い出すのは、出会い系アプリでマルチに引っかかったときのこと。

相手からの親切な言葉や、魅力的な話ばかりを鵜呑みにして、違和感を感じた部分には目をつぶってしまいました。

今振り返ると、「自分に都合のいい情報だけを信じた」典型的なヒューリスティックでした。

この経験を通して、自分は大丈夫」と思っている時ほど、判断ミスをしやすいんだなと痛感しました。

行動経済学は、「なぜ自分がそんな判断をしてしまったのか」を言語化してくれる学問でもあります。


人は「記憶に残っている情報」を信用してしまう

「行動経済学」を学ぶうえで、もうひとつ興味深かったのは「記憶に残る情報が信頼されやすい」という心理。

たとえばテレビのCMやSNSの広告。

何度も見かけるうちに、「あ、これ知ってる」と思い、なんとなく安心感を持ってしまうことってありませんか?

僕も学生時代、引越しバイトの合間に見ていたCMの商品を、何の疑いもなく選んだことがあります。

特別に安いわけでも、高評価なわけでもなかったのに、「見たことある」というだけで選んでしまう。

これがまさに、記憶に残っている=信頼できる」と錯覚してしまう典型例だったんです。

このように、僕たちの判断は常に「情報に影響されている」ことを、この本は丁寧に教えてくれます。


「選択の極端性」を避ける心理

本書では「人は極端な選択を避けたがる」とも紹介されています。

たとえば、コンビニのお弁当で「一番安いもの」はちょっと不安だけど、「一番高いもの」は手が出にくい。

だから真ん中の価格帯を選びがち、という行動。

この心理は、ビジネスや就職活動、進路選択でもきっと同じように働いているはずです。

たとえば、「大手企業か、ベンチャー企業か」と聞かれたとき、どちらも極端だと感じて、無難な中小企業を選ぶ。

人は「安全圏」を無意識に探す生き物なのだと、この本を読んで改めて実感しました。

こういった「当たり前に見える行動」に、実はしっかりした心理メカニズムがあると知ると、自分の行動にも、他人の行動にも理解が深まります。


「行動の裏側」を知ると、無駄な消費は減らせる

もしあなたが、「ついコンビニで無駄遣いしちゃう」「誘惑に弱い」と悩んでいるなら、行動経済学の考え方を知ることはとても役に立ちます。

なぜなら、それは「意志の弱さ」ではなく、「脳の仕組み」によるものだからです。

大切なのは、「自分の行動パターンに気づくこと」。

たとえば、「よく買い物する時間帯は疲れているから判断力が鈍る」とか、「お腹が空いていると余計なものを買いやすい」など、自分の傾向を把握しておくと、無駄遣いを減らす工夫ができます。


『行動経済学』は、日常の「なぜ?」を言語化してくれる武器

行動経済学を学ぶことは、自分の行動の「」を知り、日常の判断力を上げることに直結します。

そしてそれは、ビジネスにも、人間関係にも、自分の目標達成にも応用できる知識です。

僕がこの本を読んで特に感じたのは、「なぜ自分が過去に失敗してしまったのか」、「なぜ誘惑に弱いのか」、「なぜ人に振り回されるのか」といった“モヤモヤ”に対して、しっかりと「言葉で説明できるようになる」ことの価値です。

もし今、何かに挑戦したいけど一歩が踏み出せない…

そんな風に感じている人がいたら、まずは「なぜ自分が踏み出せないのか」を知ることから始めてみてください。

そのヒントは、行動経済学の中にきっとあります。


次回予告(後編へつづく)

次回の【後編】では、行動経済学が「マーケティング」、「マネジメント」、「自己実現」にどう活かせる

のか、そして僕自身がこの本を読んで「何に挑戦していきたいと思えたか」を深掘りしてお伝えします。


最後に

サクッとわかるビジネス教養 行動経済学』は、難しい用語を使わず、身近な例をたくさん使って説明してくれるので、専門知識がない方でも安心して読めます。

「自分を変えたい」「無駄な行動を減らしたい」「もっと賢く生きたい」と思っている人には、まさにうってつけの一冊です。

気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。

今回はここまで!

また次回のかいりおblogでお会いしましょう!

ではまた 🌱

コメント

  1. MoviezHive より:

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