「ラクして生きる」はズルじゃない──“感謝・物語・手放し”で変わる、僕たちの毎日(後編)

本紹介

こんにちは!かいりおです 🌱

このブログでは、実際に僕が読んだ本の感想を中心に発信しています。

「何かに挑戦したい」と思っているあなたが、最初の一歩を踏み出せるようなきっかけを届けたい――そんな想いを込めて運営しています。

新しいことに挑戦したい方の背中を、そっと押せるようなブログを目指しています。

今回は後編!

それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

『エフォートレス思考』が教えてくれるのは、「努力をしなくていい」という話ではありません。

むしろ、「本当に必要な努力だけに絞り、無駄な努力を減らすことで、人生がどれだけ豊かになるか」という話です。

そして本書の後半では、単なる「思考法」や「タスク管理術」だけでなく、もっと深い人間的な部分──
感情・意味づけ・感謝・手放しといった、人生の“根っこ”に関わるテーマが描かれていました。

この後編では、僕自身の体験を交えながら、それらの気づきについて書いていきたいと思います。


「できない」ではなく「どうすればできるか」と考える

本書の主人公も、「努力は美徳だ」という考えに縛られて苦しんでいました。
でも、あるときから“どうすれば、もっとラクにできるか?”という視点に切り替えたことで、人生の流れが変わっていきます。

この「質問の質」が変わるというのは、僕もすごく共感しました。

たとえばブログ執筆。

最初の頃の僕は、「もっと濃い内容を書かないと」「構成を練らなきゃ」「毎回新しいネタ探さないと」と気負いまくって、なかなか進みませんでした。

でも、あるときふと、「じゃあ、もっと自然体で書いたらどうなるんだろう?」と考えてみたんです。
すると、不思議と書く手が進むし、読んでくれた人の反応もよくなりました。

脳は、“問いかけられたこと”に自動的に答えようとします。
「できない理由」を探すのではなく、「どうしたらうまくいくか?」を問いかけるだけで、思考と行動がガラッと変わる。

これはまさに、「ラク=ズルい」ではなく、「ラク=創意工夫の賜物」なんだと実感しました。


感謝の習慣が脳をエフォートレスにする

この本の中で僕が特に印象的だったのは、「感謝の力」に関する話です。

脳は、ポジティブな感情を持っているときに、効率的に働く。

つまり、感謝の気持ちが脳を“軽やかモード”に切り替えてくれるということ。

これは科学的にも証明されているそうで、感謝を習慣化している人の方が、幸福度が高く、ストレスに強く、前向きな行動がしやすいんだとか。

僕自身、以前は「感謝なんてキレイごとでしょ」とどこか斜に構えていました。

でも、ある日試しに、夜寝る前に今日起きたことに対して感謝を言うというルーティーンを加えてみたんです。

たとえばこんな感じ。

  • 今日も1日体動いてくれてありがとう
  • 忙しい中でも自分の時間を取れたぁ。ありがとう
  • 昨日もブログを読んでくれた人がいてうれしかった

最初は正直、何を書いていいか分からなかったけど、続けるうちに自然と「ありがたいこと」に目が向くようになってきました。
すると、仕事中にトラブルが起きても、「まぁこういうこともあるよね」と受け流せたり、小さな成功にも喜べるようになったり。

エフォートレス思考は、単なる“効率の追求”ではなく、こうした心のゆとりを育てる生き方でもあるのだと、僕は思います。


「意味を与える力」が人を動かす

本書では、物語(ストーリー)の力についても語られています。
どんな行動も、「なぜそれをするのか?」という“意味”があると、人は自然と動ける。

これは、野球をしていたときの僕にも当てはまります。

どれだけキツい練習でも、「絶対に大会で勝ちたい」「チームに貢献したい」という気持ちがあったから続けられました。
逆に、その意味が見えなくなると、どれだけ簡単なことでもサボってしまうんですよね。

今、僕がブログを書き続けているのも、「誰かが一歩踏み出すきっかけになれば」という“意味”があるからです。
この「意味づけ」の力が、努力を“頑張らなくてもできる状態”に変えてくれる。

エフォートレスとは、単に「力を抜く」ことではなく、「自分にとって価値のある意味を持った行動に集中すること」なんです。


「手放す」ことで前に進めることもある

何かをやり遂げたいとき、人はつい「全部を完璧にこなそう」としてしまいます。
でもそれって、ものすごく非効率で、心も身体も疲れていきます。

僕自身、副業に挑戦していた頃、「一人で全部やらなきゃ」「人に頼るのは恥ずかしい」と思い込んでいました。
その結果、Instagram運用もLINEスタンプ制作も、続かずにフェードアウト。

今振り返れば、「うまく手放す」ことができていれば、違う結果が生まれていたかもしれません。

“ベストではなく、ベターでいい”
これは、完璧主義で自分を追い込んでいた僕にとって、救いのような言葉でした。


【行動のヒント】「感謝・意味づけ・手放し」を毎日の習慣に

もし今、あなたが「毎日がしんどい」「頑張っても報われない」と感じているなら、今日から以下のことを試してみてほしいです。

  1. 毎朝、感謝できることを3つ書いてみる
     → ポジティブ脳に切り替わります。
  2. 「なぜそれをやるのか?」と自分に問いかけてみる
     → 行動に意味が生まれ、自然とやる気が出てきます。
  3. 「今、手放してもいいことは?」を考えてみる
     → 無駄な努力が減り、本質に集中できます。

これだけでも、人生の「重さ」がぐっと軽くなるはずです。


最後に:軽やかに、自分らしく、生きていこう

『マンガでよくわかる エフォートレス思考』は、仕事や学び、人間関係に疲れた人にとっての“処方箋”のような一冊です。
がんばりすぎないでいいんだよ」「もっとラクに、もっと自分らしく生きられるよ」と優しく語りかけてくれます。

僕も、以前は「もっとやらなきゃ」と自分を追い込むばかりでした。
でも今は、「少ない努力で、最大の成果を生むために、何を捨てるか?」と考えるようになりました。

ラクして生きることは、ズルじゃない
それは、自分にとって“本当に大切なこと”を見極め、軽やかに生きるという勇気なんです。

あなたもぜひ、この本を手に取ってみてください。
ページをめくるたびに、「もっと自由に、自分らしく生きていいんだ」と思えるようになりますよ。

今回はこんな感じで終わろうと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

でたまた 🌱

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