「才能よりも情熱と粘り強さ」——僕が『GRIT』から学んだこと(前半)

本紹介

こんにちは!かいりおです 🌱

今回は、アンジェラ・ダックワースさんの GRIT を読んだ僕の感想を皆さんに共有させていただきたいと思います!

このブログでは、実際に僕が読んだ本の感想を中心に発信しています。

「何かに挑戦したい」と思っているあなたが、最初の一歩を踏み出せるようなきっかけを届けたい――そんな想いを込めて運営しています。

新しいことに挑戦したい方の背中を、そっと押せるようなブログを目指しています。

それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

「才能がすべてじゃない」と教えてくれた一冊


「才能よりも情熱と粘り強さが成功を生む」というメッセージを、科学的な裏付けと数々の実例で解き明かしてくれる一文でした。

僕がこの本に出会ったのは、ちょうど自分の人生にモヤモヤを感じていた時期でした。
「努力しても報われない」「やっても意味がない」「また失敗するかも」——そんな弱気な自分を見つめ直す、きっかけになりました。

この本を読みながら、僕自身のこれまでの人生と、驚くほどリンクする場面がたくさんありました。
その中でも特に心に刺さったテーマが、「情熱を持ち、何度転んでも起き上がること」。そして、「一流の人は、当たり前のことを当たり前にやり続けている」という言葉でした。

僕の野球人生が教えてくれた「GRIT」の本質

僕は3つ上の兄の影響で小学1年生の頃から野球を始めました。
小学6年から神奈川県の相模原で暮らすようになったのですが、環境が変わっても、野球だけはずっと続けてきました。

中学、高校と、部活ではひたすら練習。
内野手として毎日ノックを受け、エラーをしては悔しがり、また練習に励む。高校でも毎朝のように朝練をし、時には帰り道で足がつるほど鍛えられました。

でも正直に言えば、僕は「才能があったわけではない」と思っています。
肩もそんなに強くなかったし、打撃も特別うまくなかった。
それでも、野球が好きで、情熱があって、ただ「上手くなりたい」「勝ちたい」という気持ちで続けてきました。

『GRIT』に書かれていた「一流の人は、当たり前のことを何度も繰り返している」というフレーズに触れたとき、真っ先に思い出したのは、あの毎日の素振りや守備練習のことです。
地味で単調。でも、それを続けることにしか、上達の道はなかった。
努力とは、苦しむことじゃなく、「同じことを継続する力」なのかもしれません。

夢中でやったボウリング、でも「GRIT」が足りなかった過去

専門学校に通っていた2年間、僕はボウリングに夢中でした。
マイボールを買って、ひとりでボウリング場に通い、プロを目指すほどにのめり込みました。

フォームやスコアを研究し、YouTubeでプロの投球を見ては真似する日々。
だけど、ある時から思うようにスコアが伸びなくなってしまい、徐々に足が遠のきました。

いま振り返ると、あのとき僕に足りなかったのは「GRIT」だったのかもしれません。
「うまくいかない」と感じた瞬間に、前に進む力が切れてしまった。

『GRIT』の中で、アンジェラは「明日またトライすることが大事」と言っています。
あのとき、結果が出なくてももう一日、またもう一日と続けていたら、違う未来があったのかもしれません。

「環境が変われば人は変わる」を証明してきた人生

僕は社会人になってから、いろんな仕事を経験してきました。

・施工管理会社に就職したけど、3日で退職
・郵便配達、佐川急便、ヤマト運輸の委託ドライバー
・副業でせどり、LINEスタンプ、インスタ運用に挑戦するも挫折

振り返ると、どれも「これだ!」というものにはならなかったし、安定した収入を得ることも難しかったです。
でも、環境を変え続ける中で、僕の価値観も徐々に変わっていきました。

『GRIT』には、「環境が変われば人は変わる」と書かれていました。
それは、僕が一番実感していることです。

新しい仕事、新しい人間関係、新しい街……。
そのたびに僕は、自分の新しい一面に出会ってきました。

大切なのは、居心地のいい場所にとどまることではなく、
自分を成長させてくれる環境を探し続けること
だと思います。

「夢中には勝てない」から、僕は夢に正直に生きたい

『GRIT』で強く印象に残った一節があります。

努力は夢中に勝てない

これは本当にその通りだと感じます。
過去、何度も「努力しなきゃ」と自分を奮い立たせようとしましたが、心の底から「やりたい」と思えることのほうが、ずっと強いパワーを持っています。

僕の夢は、アメリカに行って大谷翔平選手を生で観ることです。
そのために、場所を選ばず働けるスキルを身につけたいし、アトピーを治して自信を取り戻したい。
草野球では140kmの球を投げられるようになりたい、という目標もあります。

これらはすべて、「情熱」から生まれたもの。
だからこそ、どんなに遠く見えても、あきらめずに続けたいと思っています。

読者のあなたへ——「何かやりたいけど動けない」と思っていませんか?

この記事を読んでくれているあなたが、もし今、「挑戦したいけど勇気が出ない」と感じているなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。

完璧なスタートなんて必要ありません。

『GRIT』にもありましたが、一流の人ほど「なんとなくいい方向に進んでいる」と思えることを探し、試し、続けています。

情熱は、最初から明確である必要なんてないんです。
なんとなく「いいかも」と思ったら、やってみる。
うまくいったら続けてみる。失敗したら、少し変えてまた試す。
そうやって「継続と進歩」を重ねていくことで、道は自然と見えてきます。

今回はここまで!

また次回のかいりおblogでお会いしましょう!

ではまた 🌱

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