「頑張らなくてもいい」と言われたとき、肩の力が抜けた|『「自己肯定感低めの人」のための本』感想(前編)

本紹介

こんにちは!かいりおです 🌱

今回は、山根洋士さんの「自己肯定感低めの人」のための本を読んだ僕の感想を皆さんに共有させていただきたいと思います!

このブログでは、実際に僕が読んだ本の感想を中心に発信しています。

何かに挑戦したい」と思っているあなたが、最初の一歩を踏み出せるようなきっかけを届けたい――そんな想いを込めて運営しています。

新しいことに挑戦したい方の背中を、そっと押せるようなブログを目指しています。

それではさっそくぅぅ、やっていきまshow!👉

僕はずっと「頑張らなきゃ認められない」と思い込んで生きてきました。

小6で青森から神奈川に引っ越したとき、どこかで「僕はちゃんとしてなきゃダメなんだ」と思うようになったのを覚えています。

そんな僕にとって、『「自己肯定感低めの人」のための本』は、まさに心のノイズを静かにしてくれる一冊でした。


「頑張らなくてもいい」って言われたらどう感じますか?

頑張りすぎなくてもいい」──本の冒頭に書かれたこの言葉を見て、最初は戸惑いました。

僕はこれまで、頑張っていないと不安になるタイプでした。

専門学校に通っていたときも、委託の仕事を始めたときも、「人よりも努力しないと置いていかれる」と思っていたし、副業で失敗したときも「結局、自分は努力が足りないんだ」と責めていました。

でも、この本はそうじゃないと言ってくれる。

「生きているだけで価値がない」と感じることがノイズの正体。

この一文を見たとき、胸の奥にしまっていた何かが反応したんです。


自己肯定感って、ポジティブとは違う

自己肯定感=自信があること」だと勘違いしていませんか?

僕もずっとそう思っていました。

でも著者の山根さんは、自己肯定感を「ありのままの自分を認めること」と定義しています。

これは僕の経験ですが、高校時代の野球部で、エースや4番のように目立つ存在じゃなかった僕は、「どうせ補欠だし」と自分を卑下していました。

今でも草野球ではピッチャーを任されていますが、ちょっと打たれたりすると、すぐに「やっぱり自分はダメだな」と思ってしまうクセが抜けません。

でも、この本を読んで気づいたんです。

自己肯定感は、無理に自信を持つことではない。

ポジティブにならなくていい。

ネガティブな自分もそのまま受け入れていい。

これは僕にとって、新しい視点でした。


「意志の力」だけでは変われない

変わりたい」「もっとポジティブになりたい」──そう思っても続かない。挫折する。

これは多くの人が経験していることだと思います。

僕自身、LINEスタンプ制作やインスタの運用にチャレンジしたけど、途中で「自分には向いてない」と諦めました。

そのとき、「意志が弱いんだ」と思った。

でもこの本は言います。

意志の力には限界がある。

「なるほど」と腑に落ちました。

僕たちはよく「頑張れ」「意思を強く持て」と言われがちですが、実際は、脳の仕組みや心のクセに支配されている部分が大きいんです。

特に印象的だったのは、「人の行動の9割は無意識で決まっている」ということ。

つまり、「変わりたいなら、無意識に働きかけなければならない」ということなんですよね。


無意識の“ノイズ”に気づけていますか?

本書では、「ノイズ」という言葉が繰り返し登場します。

たとえば、

  • 「どうせ自分なんて」
  • 「迷惑をかけたくない」
  • 「ちゃんとしてなきゃ」

こうした思考は、すべてノイズ。

しかもそのノイズは、脳が勝手に作っているというのです。

実は僕も、「迷惑をかけたら嫌われる」と思って、人に頼ることができない性格でした。

とくに、配送業の委託をしているときなんて、「道に迷ったらどうしよう」「お客さんに怒られたら…」と、ずっとビクビクしていたんです。

でも、冷静に考えてみたら、ほとんどの不安は「実際には起きていないこと」ばかりでした。

思い込みの世界で生きている。

この言葉を見て、まさにその通りだと実感しました。


完璧主義は自分を追い詰める

僕は「全部うまくやろう」と思ってしまうタイプです。

特に建築設計の専門学校に通っていたときは、「図面1枚でも完璧に仕上げないと提出できない」と考えてしまって、課題を出すのが遅れることがたまにありました。

でもこの本は言います。

「八分目」が心にも体にも良い。

この考え方は、救いでした。

今のベストで十分」「少し迷惑をかけてもいい」──そんな考え方をしてもいいんだと、自分を許せるようになりました。

「思考停止は人生の停止」──それでも僕は止まりかけていた

この本の中で特にドキッとさせられたのが、「思考停止は人生の停止」という一文でした。

正直に言います。僕は何度も思考停止してきました。

施工管理会社を3日で辞めたとき、「何も考えたくない」と思ってただ働いていた部分が少なからずありました。

左川急便の委託をやっていたときも、「とにかく荷物を届ける、それだけ」と思考を止めていた。

でも、それでは生きてる実感がなくなるんです。

著者の山根さんはこう言います。

ノイズに飲み込まれると、私たちは考えることをやめてしまう。

本来、僕たちは「どう生きたいか」「なぜこれをやるのか」と考える力を持っています。

それを放棄するのは、自分の人生の舵を手放すのと同じ。

朝の瞑想やジャーナリングを続けているのも、僕にとっては「自分で考える時間を守る」ためでもあります。

小さくてもいい、自分の人生を“自分の意志”で選ぶ──その習慣が、人生を少しずつ変えていくと信じています。

「自分の価値は、自分で決めていい」という革命

あなたの価値は、他人が決めるものではない」──当たり前のようでいて、これほど難しいことはないと思います。

僕は長いあいだ、他人の評価を軸にして生きていました。

学校の成績、野球部での立ち位置、社会に出てからは配達スピードや件数。

「すごいね」「早いね」「よく頑張ったね」と言われることが、自分の価値を証明してくれるような気がしていました。

でも、それって他人の物差しなんですよね。

自分の価値は、自分で決めていい。

この言葉を、今の僕は心から信じています。

読書をすること、ブログを書くこと、毎朝自分の感情を見つめること。

それは誰にも評価されないけれど、僕にとっては「自分の価値を取り戻す行為」です。

誰かに褒められなくても、自分が「これでいい」と思えたら、それが本当の価値。

あなたにも、そんな“自分だけの価値”を見つけてほしい。

そう強く思います。


まずは「ノイズ」に気づくことから

この記事を読んでくれているあなたへ。

もしあなたが今、「自分なんて…」と自信をなくしていたり、「どうせダメだ」と思い込んでいるなら、それはあなたの本心ではありません。

その声は、あなたの脳が勝手に流している“ノイズ”です。

本書で紹介されているように、自己肯定感を高めることよりも、まずはノイズと自分を分けて考える視点を持ってみてください。

たとえば、

  • 「今の自分、また“完璧にやらなきゃ”と思ってるな」
  • 「“嫌われたくない”って思ってるけど、それ本当に必要?」

といった問いを自分に投げかけてみる。

それだけでも、ノイズは少しずつ小さくなっていきます。


この本は、優しくあなたを導いてくれる一冊です

『「自己肯定感低めの人」のための本』は、「もっと頑張れ」とは言いません。

むしろ、「そんなに頑張らなくていい」と、そっと肩の力を抜かせてくれる一冊です。

完璧じゃなくていい。

不安があってもいい。

ネガティブでも、今の自分を認めてあげていい。

もし今、「生きるのがしんどい」と感じているなら──この本が、あなたの心に静かな光を灯してくれるはずです。

後編では、この本から得た実践的なヒントや、自分の生活への取り入れ方、そして「嫌な奴になる勇気」について、さらに深掘りしていきます。

今回はここまで!

また次回のかいりおblogでお会いしましょう!

ではまた 🌱

コメント

  1. Trump より:

    このブログ記事、とても共感できる内容でした。特に「自己肯定感低めの人」のための本の紹介が興味深かったです。私も自分を卑下してしまうことが多く、この本を読んでみたくなりました。著者が「ノイズ」という言葉を使って説明している点が印象的で、確かに私たちは脳が勝手に作り出したノイズに振り回されているのかもしれません。でも、「八分目」が心にも体にも良いという考え方は、とても新鮮で救いを感じました。あなたがブログを書くことで、自分自身を見つめ直す姿勢も素敵だと思います。この本を読んで、実際に生活に取り入れた具体的な変化はありましたか?また、次回のブログも楽しみにしています!

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